将棋のフリークラスについて。順位戦にでれないだけですか?
それだけだと、フリークラスで次点2回でプロになったほうがいいですよね。
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できるだけ簡単にまとめてみました。
順位戦に出られないだけならa_rodmaniaさんの言うとおり、次点二回はプロになった方がいいと思います。
しかし、
・順位戦参加棋士に比べ収入が少ない
・10年間フリークラスを抜けられなければ引退
という二つのデメリットがあるので、難しいと思います。
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横ですみませんが、mokkun1939さまへ
>だから、フリークラスで次点2回でプロの権利を放棄した方もいますよ。
奨励会三段リーグの昇級規定が現行のものになってから、
次点2回でフリークラス入りの権利放棄をした経験があるのは、
佐藤天彦現四段ただひとりです。
その佐藤四段も、のちに実力で上位2位までに入り、
順位戦を指せるC級2組の四段になりました。
なので現時点では、権利放棄して三段にとどまっている奨励会員は
いません。
ご参考まで。
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それだけだと、フリークラスで次点2回でプロになったほうがいいですよね。
⇒それだけだと、3段リーグ次点2回であってもフリークラスの棋士になったほうがいいですよね。
まずは上記を前提に話を進めます
基本的に3段リーグ通過の人の平均は竜王戦で勝率67%くらいです。
ほかの棋戦においても同様の勝率が期待できます(ただし棋戦によっては少し勝率がさがります)
なお、アマチュア県代表上位(奨励会2段同等)の場合竜王戦で34%で朝日なら40%くらいです
これがどういうことか?というと、奨励会で実績を積んだ人なら単年度の勝率で65%はでるのですが(場合により)
それをほんの少しでも低い棋力のひとが狙えるか?といわれると無理です
なお、この勝率は予選の部分なので、予選全勝でも、本戦で必ず1敗します。
つまり10敗は先に計算されているので、どこで20勝をとるの?という話になったり、
あるいは直近20局いいとこどりで計算にゆだねることになります
もしよければ、過去の20人くらいの奨励会出の成績(直近5ー14年目)を探すといいです
意外と単年度勝率65%を出してる棋士はいます
それを10年でだせればいいわけですから、自分の才能を信じれるか?の問題です。
同じ怖さの問題になったときに「奨励会で2位以内」と「規定勝率」と、どっちが楽か?は考えるまでもないです
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>将棋のフリークラスについて。順位戦にでれないだけですか?
その通りです。他の公式戦や非公式戦には出場することができます。
>それだけだと、フリークラスで次点2回でプロになったほうがいいですよね。
次点2回でプロ四段にはなれます。
対局が少ないので収入が少ない。
指導対局などで稼ぐしかない。
瀬川プロはNEC専属棋士になった。
順位戦に参加するにはいいとこ取りで勝率6割5分以上でかなり難しい。
実現できなければわずか10年で引退するようになってしまいます。
10年分の収入はありますが、順位戦に参加していても降級点3回取るとフリークラスになってしまいます。
必ず、次回ふりクラ入りの権利を得られるとは限らないので選んだのだと思います。
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順位戦にでれないということは、
・名人のタイトルを獲得することができない。
・昇段する機会が減る。
・対局数が少ないので収入が減る。
・成績が悪いと引退。
不利なことがおおいですよ。
だから、フリークラスで次点2回でプロの権利を放棄した方もいますよ。
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