みなさん私にアドバイスを下さい。
私は高校の将棋部に入ってます。
将棋部では日頃一体どんな練習メニューをやればいいのでしょうか?
自分の高校は訳あって、今年から将棋部が始まりました。部員が2年生2人と1年生が3人の計5人です。みんな駒の動かし方を知っているくらいで、棒銀や矢倉等の攻め方、守り方を知りません。
試しに部費で1手3手の詰め将棋の本と棒銀や矢倉等の攻め方や守り方の書いてある本を買ったのですが、みんな1手がやっと出来るくらいです。3手は無理でした。攻め方や守り方の書いてある本を読んでも「棒銀とか、こんな長い手順覚えらんない」とか部員が言ってました。
詰め将棋以外に何かいい練習メニューがあったら教えて下さい。
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中学で将棋部に入って顧問の先生に八枚落ちで負けた実力で二年生で部長になった私の経験より。
入った当時は熱血漢の先輩が居てかなり面倒を見てもらえましたが、市内に新校設立により居なくなってしまい、私より強い人が先生以外にない状況になってしまいました。当然先生はめったに顔は出せませんでしたので、いかに部員に将棋をやらせるかに苦心したものです。
最低限の仕込みとして、新入部員の熱意があるうちに、対局前・対局後の挨拶、駒の並べ方(対外試合のためと必ず説明)、棋譜の取り方(打成不成右左上直引行寄等)の基礎知識を教えました。これらがないと話になりません。
エクセルで棋譜用紙を作るといいです。
普段の練習ですが、やはり詰め将棋は外せません。まずはウォーミングアップに詰め将棋を5分間(または集中できる時間を設定)解けるだけ解く。(頭をほぐすものなので数をこなせるやさしいものを。後にレベルアップしてください)。各自詰め将棋の本を読ませればいいです
次にその日のテーマを決めます。まずは囲いを覚えるぞー とか棒銀やるぞーとか決め、15分くらい本を見ながら説明します。
私の経験では真っ先に囲いを教えて、攻めは原始棒銀のみから始めました。
そのうち飛車を振りたいとかこんなのやりたいという人が出てきたらそれを用意してやってください。
次にフリー対局です。大体30分~1時間くらいでしょうか
勉強したことを活かしてもよし、もしこうしたらどうなんだろと変な作戦でも構いません。
制限をつけるとやる気を削ぎます。
そして大事なことは「感想戦」です。それをするためには指し手を覚えていなくてはいけませんが、まずはさっきの将棋を再現させることを頑張らせてください。
この手が良い、悪いはできるだけあなたも見てやってください。
この練習結果(勝敗のみでよい)は必ずノートに記録してください。後にハンディをつける大事な資料となります。
最後に総決算の部内リーグです
1日1~2試合を厳守してください。それ以上は集中できません。
5人でしたら先手と後手x4人の一人当たり8試合ですね。
簡単な賞状を用意し、第△回○○校将棋部名人みたいに名前を毎回列記していくのも良いかもしれません。
今後の流れとして、しばらくすると勝ち組負け組みに分かれます。そこで負け続けの人が出ないようにハンディをつけていきます。連続で何回勝ち続けたらこの相手とは駒落ち、のようにレベルが合うようにしていきます。(だからといって平手も疎かにしないように)
駒落ちリーグもありだと思います。
週に一回、遊び将棋の時間も設けました。ただし、駒を乱暴に扱う山崩しや回り将棋はご法度です。
はさみ将棋、駒の利きを変えてみる(反射角とか八方桂、安南将棋【自駒が縦に並んだとき前の駒の動きは後ろの駒の動きに変わる】)とか、おすすめはついたて将棋です。
私の時代のついたて将棋ルール
必要なもの:将棋盤2組、駒1組、ついたて、審判1名、プレイヤー2名
初期設定: 机に盤を2枚並べ、間についたてを置く。ついたては相手の目が見え、口が見えない高さが理想。駒は自陣のみ配置。
遊び方:
相手の指し手を予想しながら駒を動かし、審判は二つの盤を重ねるように見て、駒が取れるなら相手陣地から取り上げ駒台に置く。
王手が掛かったら審判は「王手」といい、かけられた相手は王手を防ぐ手を指すまでは何度でもやり直すことができる。
すべての反則手は審判は何度でもやり直させます。「詰み」までいけますよ。
見てるほうが楽しいかもしれません。目の動きで予想するのが楽しいです。
最後に何とか(幽霊顧問の先生に頼むとかして)対外試合を組んでもらえるよう交渉してください。
新聞社主催の将棋大会(正直高校生はかなりレベル高いのを覚悟してください)があれば部費でエントリーしてください。
高校じゃなくても中学の将棋部や街の将棋道場など他人と触れ合える環境を広げていってください。
p.s.棋書についてはとにかく部員のレベルにあったものを探してください。できれば詰め将棋の本は部員の数だけ違う種類を用意してください。(家に持って帰らせて自宅でやらせるため->翌日or翌週に本を交換)
以上私の経験による独断と偏見のある意見を終わります。
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棒銀を覚えて実戦をすれば上手くなると友達が言ってました、その後囲いを覚えてください
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僕も中学生だけど将棋クラブに入っています。うちの部活では、とにかく部内で一番強い人と指すことですね。そうするとやればやるほどパターンが読まれてきます(二番以降なら読めてきます)。そうするとどんどん高みを目指せます。どうせyahooをやっているなら、yahoo将棋をやってみたらどうでしょう?結構勝ちにくいですよ。詰め将棋は僕も5手詰めまでしか出来ないけど、クラブで一番強くなってます。何より練習あるのみですよ!お互い頑張りましょう!
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私の高校時代を思い出しますね・・・
中学校2~3年で熱が入って、高校に入ったものの、将棋部などと言うのは
存在せず、何もしないで1年を終わってしまい・・・(;o;)
2年の時に、「高校時代(青春時代))に何もしていないと言うのは・・・」
と、ふと思って囲碁部の顧問に頭を下げて、将棋も見てくれと頼み込み
棋道部と言う名前で囲碁&将棋部をはじめました。
そこそこ部員は集まったものの、将棋に対しての温度差があって、ほとんど
幽霊部員ばかり・・・顧問も囲碁はお強いのですが、将棋はその頃初段くらい
だった私に、歯が立たないといった感じで、部活として何をやれば良いの??
と、かなり悩んだ事がありました。
質問者さんと、若干違いはあるでしょうが、「何をすれば良いの?」と言う
状況は同じだと思います。
●短手数の詰め将棋を無理なくやるのはありです!
これは運動部の筋トレと同じで、急に3手詰め~5手詰めとやると、具合が
悪いですね、将棋が苦痛なものになります。ですので、1手詰めをどんどん
解いて、基礎体力をつけるのは良いと思います。そして3手5手ときつく
して行けば、棋力も向上すると思います。
●定跡本は、序盤の雰囲気だけで良いと思います。中盤まで詳しく読むと
その当時の私だと、眠くなってしまったでしょう・・・。(^^;)
何よりも、楽しさが伴わないと誰も本気でやらなくなりますから、色々な
戦法を調べて(現在はネットと言うツールがあります!ここの知恵袋の方達も
先生になってくれます。ツールはうまく使えばいいんです。)
例えば
「カニカニ銀だって・・・攻めがすごいらしい・・・」とか
「風車っていって、相手の攻めを受けつぶすんだって・・・」とか
「穴熊っていって、とにかく堅いらしい・・・」とか、囲いや戦法の特徴など
楽しく話し合って、使ってみて・・・そんな感じで良いと思います。
一人だけ高温で、その温度差のためにワンマンな部活みたいになってしまって
自分ひとりの世界にしてしまった私の失敗から・・・そう思います。
皆で楽しく、少しずつ棋力アップして行って、そのうちライバル関係も出来て
「この中で1番になる!」なんて、みんなで思えるようになったらしめたもの!
そうなる事を願っています。
そのためにも、ここのページをうまく使ってください。明確な質問であれば
適切な回答が得られると思いますよ!先生になってくれる人は、たくさんいます。
インターネットをうまく活用してくださいね!(^^)/
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私は20数年前、高校将棋部にいました。一応在学中に東海3県団体戦で準優勝、3位になった実績があります。
入部したてのころは部内でもかなり下手な私でしたが、1年間でかなり上達しました。
強くなった秘訣は、まず常に周りに強い人が沢山いたこと、駒落ち将棋を進んで指したこと、常にお気に入りの棋書があったことだと思います。
質問者さんの環境ではそれらがそろっていないということで、ここから皆で上達するには相当の情熱が必要でしょう。逆の言い方をすれば、脱落者が出てくる危惧が付きまとうってことです。
この頃では将棋が上手な人を探すのも至難(?)でしょうが、やはり強い人に教えを請うのは上達の早道です。当然最初は駒落ちで教えてもらうことになります。
駒落ちを指すメリットは、最初は「歩・金・銀」次に「桂」、次に「香」最後に「飛・角」の効果的な使い方を教われることです。いきなり8種類もある駒を理解して動かすのは難しいと思います。この時期は手筋ものの棋書を参考にすると良いと思います。
将棋がそこそこ強いと云われている人の棋力は大体アマ初段くらいですが、このくらいの人に飛角落ちでそこそこ勝てるようになれば、4・5級の腕前に相当すると思うので、ここからは部員同士で切磋琢磨していくうちに自然と強くなれると思います。
棋書は序盤が強くなりたい人は「○○戦法」といったものが良いと思いますし、終盤に強くなりたい人は詰め将棋や必至の類をやれば良いでしょう。終盤重視の人でも一つくらいは戦法を持ってた方が良いですが・・・。
自分の性にあった戦法が見つかったらしばらくはそればかり指すのが有効です。私は急速に強くなった時期には「居飛車穴熊」ばかり指していました(もちろん相手が振り飛車のときですが)。
最後にですが、初心者からアマ初段になるまでこれ1冊で十分という棋書を紹介します。もう30年前の漫画ですが、「5五の龍」というつのだじろうさんの書いた漫画があります(相当入手困難かもしれませんが)。これが熟読できれば楽しく上達できること請け合いです。
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なるほど、なら先ほどの回答者さんのように部内リーグやって実戦を積むのがいいかもね。
でも、「棒銀とか、こんな長い手順覚えらんない」のように戦法の組み立て方がわからないのであれば、
お互いに序盤戦だけは本を読みながらある程度局面をすすませて、駒がぶつかる中盤戦から
実戦練習をしてはいかがでしょうか?
また、詰将棋とか次の一手の宿題を部員に与えて、家で考えて来てもらい次の日に
検討するっていうのもいいかもしれませんよ。
でも、一つの高校に5人も同レベル?の方が集まるのは恵まれていることです。
お互いに刺激し合ってテクニックを磨いていってください。
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過去、団体で全国優勝経験を持つ高校の現役将棋部です。詰め将棋も大事ですがやっぱり実戦です。5人でリーグ戦をやってみてはどうでしょう。そうすればそれなりに実力がわかります。そしたら負けた将棋はどうして負けたのか自分なりに考えて次に生かしてください。また強くなるには部活だけでなく家で将棋をやるというのが必須です。ネット将棋でもなんでもいいのでやってください。事実自分の周りも家で将棋をやる人が圧倒的にのびました。あと、本当はやらないほうがいいですが授業中に将棋の本を読むほど将棋熱心になってください。
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